あなたと地域の未来を拓く学び舎
A Learning Center for the Future of You and Your Community
「迷っている時間は、未来の命に届かない。」
いま、日本は深刻な看護職員不足に直面しています。
2025年には、10〜20万人もの看護職員が足りなくなると予測され、地域の医療を守るためには、1人でも多くの看護職の力が必要です。
しかし、この現状を変えられるのは特別な誰かではありません。
「人を支えたい」
「新しい自分に挑戦したい」
そう願う、あなた自身です。
この学校には、そんな想いを胸に社会人から看護の道へ進んだ先輩たちが数多くいます。
30代で営業職から進学したAさんは、「一度きりの人生、このままでいいのか」と悩み、勇気を出してこの学校の門を叩きました。
二児の母だったBさんは、「子育てが一段落した今度は、人の命を支える仕事がしたい」と決意し、勉強と家庭を両立させながら准看護師資格を取得しました。
介護施設で働いていた40代のCさんは、「もっと深く患者さんと関わりたい」と看護の道を選びました。
いま、彼らは病院や診療所の現場で、患者さんの命と生活を支える大切な存在になっています。
いわき准看護学校は、これまでに約6,000名の准看護師を育て、地域の医療や福祉の現場に送り出してきました。
この学び舎は、年齢やこれまでの経歴に関係なく、あなたの「挑戦したい」という気持ちを全力で応援します。
資格取得までの道のりは決して楽ではありませんが、それ以上に大きな達成感と誇りを得られるはずです。
さあ、一歩踏み出すのは今です。
迷ったまま立ち止まるよりも、その一歩で未来はきっと変わります。
私たちは、あなたの勇気を全力で支えます。
この学校で学び、あなたと地域の未来を一緒に切り拓きましょう。

いわき市医師会附属 いわき准看護学校
学校長 石井 敦
教育理念
本校は、一般社団法人いわき市医師会が、医療従事者の育成を行うという目的で昭和46年4月に設立しました。
准看護師として必要な知識・技術・態度を習得させ、当いわき地区において、第一次医療の現場で、医師・看護師の指示を受け、適切なケアが実践できる人材の育成をめざしている。今日、高齢社会の進展する中、看護の場も、施設から地域へと拡大し、在宅介護や外来医療の重視と、状況も大きく変化し、医療や看護も良質なサービスの提供がさらに求められている。相手を人間として敬い重んじることができる心を育み、保健医療福祉チームの一員として他業種と協同し、地域で暮らす人々の要望に対応でき、個々の能力を伸ばす准看護師教育をめざす。
教育目的
学校教育法及び保健師助産師看護師法に基づき、豊かな人間性を養い、准看護師として必要な知識・技術・態度を習得させるとともに、地域社会に貢献でき、主体性を持ち自ら研鑽し続ける能力を身につけた看護専門者を育成する。
校内施設・設備紹介
Facility
カリキュラム
Curriculum
授業
Consultation time
- 1日7時限(8:30~15:50) 50分/1時限 週4日制
1学年 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
4月~12月 | 講義 | 講義 | 講義 | 講義 | ー |
1月~3月 | 講義 | 臨地実習 | 臨地実習 | 臨地実習 | ー |
2学年 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
4月~12月 | ー | 臨地実習 | 臨地実習 | 臨地実習 | 講義 |
1月~3月 | ー | 講義 | 講義 | 講義 | 講義 |
教科・時間数
Consultation time
基礎分野
教科科目 | 総時間数 | 1年次時間数 | 2年次時間数 |
---|---|---|---|
国語 | 10 | 10 | |
英語 | 10 | 10 | |
社会 | 7 | 7 | |
音楽 | 7 | 7 | |
コミュニケーション学 | 19 | 12 | 7 |
情報通信技術学 | 6 | 6 | |
倫理学 | 11 | 11 | |
合計 | 70 | 63 | 7 |
専門基礎分野
教科科目 | 総時間数 | 1年次時間数 | 2年次時間数 |
---|---|---|---|
人体のしくみと働き | 105 | 88 | 17 |
栄養 | 35 | 35 | |
薬理 | 70 | 70 | |
疾病の成り立ち | 105 | ||
保健医療福祉のしくみ | 20 | 105 | 20 |
看護と法律 | 15 | 15 | |
合計 | 350 | 263 | 87 |
専門分野
教科科目 | 分類(時間数) | 総時間数 | 1年次時間数 | 2年次時間数 |
---|---|---|---|---|
基礎看護 | 看護概要(70) 基礎看護技術(247) 臨床看護概論(70) | 387 | 377 看護概要(70) 基礎看護技術(247) 臨床看護概論(60) | 10 臨床看護概論(10) |
成人看護 老人看護 | 184 40 | 224 | 87 21 | 97 19 |
母子看護 | 母性看護(39) 小児看護(41) | 80 | 25 35 | 14 6 |
精神看護 | 70 | 24 | 46 | |
合計 | 761 | 569 | 192 | |
臨地実習 | 総時間数 | 1年次時間数 | 2年次時間数 | |
基礎看護 | 210 | 210 | ||
成人看護 老年看護 | 385 | 385 | ||
母子看護 | 90 | 90 | ||
精神看護 | 80 | 80 | ||
合計 | 765 | 210 | 555 | |
総合計 | 1,946 | 1,105 | 841 |
実習病院
市内の病院や診療所で基礎看護技術をはじめ小児科や産科、精神科など専門的な看護技術を学びます。また、介護老人保健施設の他、介護老人福祉施設やデイサービスセンター、保育所・園でも実習いたします。
主な実習施設
卒業後の資格
- 都道府県知事が行う准看護師資格試験の受験資格
- 准看護師資格取得後、看護師学校(進学過程:全日制2年過程、定時制3年過程)の受験資格
卒業後の職域と進路
本校を卒業し資格取得後は、診療所や病院での勤務のほか、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、訪問看護ステーションなどの職域があります。
なお、本校の卒業生の大半は医療機関へ就職しておりますが、約3割~4割は看護師を目指して進学しています。
入学金と授業料等
入学検定料 | 推薦・社会人:10,000、一般:20,000円 |
入学金 | 100,000円 |
施設設備費 | 50,000円(入学時) |
授業料 | 300,000円(年額・学期ごとに分納) |
実習費 | 30,000円(年額・学期ごとに分納) |
※上記のほか、在学中に教科書・サブテキスト代、実習衣代・基礎看護セット代・見学実習費などで約23万円の経費がかかります。
県の修学資金制度
福島県修学資金(福島県保健福祉部) | 月額32,000円(令和7年度) |
修学資金貸与申請者の書類選考により貸与されます。
※各都道府県にも同様の制度があります。
奨学金制度
・市内医療機関の奨学金制度があります。 |
詳しくは各施設へお問い合わせ下さい。 →奨学金お問い合わせ先 |
※(独立行政法人)日本学生支援機構の奨学金は利用できません。
学割制度
鉄道(JR)及びバス(新常磐交通等)の学割制度の適用が受けられます。
その他
学生募集要項・入学願書・前年度入学試験問題
- 入学願書一式
- 前年度入学試験問題(国語・数学)
年間行事
Schedule
3月
- 卒業式
