1年次 | 基礎科目や専門基礎科目を学びます。医学に関する基礎知識や看護の専門知識、技術、態度を習得します。看護をするために必要な身体各部の名称、正常な働き、病気の成り立ち、感染予防の知識、薬物、専門職業人としての倫理観、よりよい人間関係を築くための心理についてとその看護を学びます。 また、「看護とは!」についても学び、演習では患者さまの気持ちを知るために、実際に裸になって全身清拭を学生同士で行います。12月には戴帽式を行い、准看護師になるための決意を新たにします。1月から基礎看護実習もはじまります。はじめは見学実習です。患者さまの環境を知り、基本的な日常生活の援助や診療の補助がどのようなものか理解します。その後は少しずつ患者さまにかかわりながらコミュニケーション、観察、日常生活援助を実施させていただき学んでいきます。 入学したとたんに、これまで聞いたことも無い言葉や違う環境での授業で不安なことも多いと思います。でも1年生は看護を学ぶ土台を築く重要な時です。 初心忘るべからず!この時期を懸命にやると実力がつきます。皆さん真剣に取り込んでいます。 |
2年次 | 専門科目と成人(老年)看護実習、母子看護実習、精神看護実習があります。 2年生になると、4月から12月まで臨地実習が主体となります。成人(老年)看護、精神看護では一人の患者さまを受け持ち、そのかかわりを通して患者さまに合った援助方法を考えながら実施していきます。 母子看護では妊婦検診・1か月健診などの見学を通して、生命の尊厳について考えます。小児とのかかわりでは、保育所(園)実習もあります。10月には解剖の見学実習もあり病気についての理解をより深めていきます。これら実習では看護をより深めるべく、皆で励ましながら頑張っています。勉強は辛く苦しいこともあるでしょうが同じ志を持った仲間が大勢います。一緒に困難を乗り越え目標を目指していきましょう。 この臨地実習をとおして、看護学生として大きな成長が見られます。 |